CNAとして働くということ。
2008年 02月 22日
昨日のPetitionの説明会の時のこと。
会場はすごい人がいた。最近、アメリカは不景気で、手に職を!と思う人も多くなり、ナースといえば、大変な仕事であるが、給料もいいということで、アプライするひとも年々多いそうである。
Associate Deanが、
”この中で、CNAとして働いている人はどのくらいいるのかしら?手を上げて”と聞いた。
ワタシを含め、結構手を上げている人がいたよ。
Deanは、ちょっとCNAのことについて話し始める。。。。。
ウィスコンシン州のナーシングに入るには
”必ずCNAのクラスを終了すること”が義務である。(州テストを受ける必要はないが)
CNAを課しているわけは、CNAはナーシングの基本であるからであり、
DeanももちろんPH.Dを卒業している元ナースであるが、自信もCNAとしてはたらいた経験もあり、それを通して、患者との接し方、ナーシングの基本、またRNとして働くようになってからもCNAへの接し方考え方など、とても勉強になったそうだ。
そして、うちらにCNAとして働くことを薦めていた。
ワタシは、ガイジンで言葉もネイティブじゃないし、自信ないし。。。ということで、CNAからはじめたが、もしこれが日本だったら、看護助手から始めるなんてはっきりいってありえない。
一応”なんでワタシが看護助手から?一応大学出てますけど(←意味不明)”と傲慢な態度だったと思う。そうやって、なんとなく看護助手って低いレベル・・・という思い込みがあったと思う。
しかし、今、自分がこうやってガイコクにきて、今まで低レベルと思っていた仕事をし始めて、
虫がいいけど、”そうじゃないな”って感じた。
Residentへの接し方、最初は”どうしよう”と思ってたけど、今では抱きついちゃうぐらいだし、いやな事いわれたとしてもあまり考え込まないし。(時には怒鳴られたり、ニホンジンとか言われたり・・することもあるけど、痴呆症という病気なのだから、いちいち落ち込んだり怒ったりしないかなあ)
今、この人にはどんな態度や言葉が必要なのかということも考えられるようになった。ケアにしても、ほんとオムツ替えるのも、ぜんぜん抵抗なし。すばやく、きちんとできるようになったと思うし、判断力もついた。
そして、そういうことがわかった今では、きっと将来LPNになれたとき、CNAという仕事を理解して、一緒に働けると思った。
もし、最初からLPNだったら”自分とは立場が違う人。やっていることがぜんぜん違う人”と思ったに違いないが、今だったら”やっていることはちがっても、おんなじだねぇ~”みたいな。
また、うちは施設が小さいので、お掃除してくれる人はいなくて、トイレ掃除からResidentsの洋服の洗濯、部屋の掃除、な~んでもCNAの仕事だ。ほんと、うちは何でも屋。
そういった仕事までしていると、CNA以外の世の中のどんな汚い、いやな仕事も、社会ってこういう仕事からも成り立っていると感じる。そして、お金を得るために、こういうこともしなくちゃいけない仕事なんだと思えてくる。そう思うと、隣の大型老人ホームに行くたびに、出会うお掃除(として雇われた)のおばさんにも気軽に挨拶できる。
この年になって、そんなことも学ばせてもらった。恥ずかしながら。
(だからって、今までがとても傲慢でいやなやつだったわけではないと思うが)
なので、CNAとして、このDeanのいっていることはとても理解というか共感できた。
なので、働くとか働かないは別にしても、ウィスコンシン州がCNAのクラスを義務化していることはとてもいいことではないかと思う。
会場はすごい人がいた。最近、アメリカは不景気で、手に職を!と思う人も多くなり、ナースといえば、大変な仕事であるが、給料もいいということで、アプライするひとも年々多いそうである。
Associate Deanが、
”この中で、CNAとして働いている人はどのくらいいるのかしら?手を上げて”と聞いた。
ワタシを含め、結構手を上げている人がいたよ。
Deanは、ちょっとCNAのことについて話し始める。。。。。
ウィスコンシン州のナーシングに入るには
”必ずCNAのクラスを終了すること”が義務である。(州テストを受ける必要はないが)
CNAを課しているわけは、CNAはナーシングの基本であるからであり、
DeanももちろんPH.Dを卒業している元ナースであるが、自信もCNAとしてはたらいた経験もあり、それを通して、患者との接し方、ナーシングの基本、またRNとして働くようになってからもCNAへの接し方考え方など、とても勉強になったそうだ。
そして、うちらにCNAとして働くことを薦めていた。
ワタシは、ガイジンで言葉もネイティブじゃないし、自信ないし。。。ということで、CNAからはじめたが、もしこれが日本だったら、看護助手から始めるなんてはっきりいってありえない。
一応”なんでワタシが看護助手から?一応大学出てますけど(←意味不明)”と傲慢な態度だったと思う。そうやって、なんとなく看護助手って低いレベル・・・という思い込みがあったと思う。
しかし、今、自分がこうやってガイコクにきて、今まで低レベルと思っていた仕事をし始めて、
虫がいいけど、”そうじゃないな”って感じた。
Residentへの接し方、最初は”どうしよう”と思ってたけど、今では抱きついちゃうぐらいだし、いやな事いわれたとしてもあまり考え込まないし。(時には怒鳴られたり、ニホンジンとか言われたり・・することもあるけど、痴呆症という病気なのだから、いちいち落ち込んだり怒ったりしないかなあ)
今、この人にはどんな態度や言葉が必要なのかということも考えられるようになった。ケアにしても、ほんとオムツ替えるのも、ぜんぜん抵抗なし。すばやく、きちんとできるようになったと思うし、判断力もついた。
そして、そういうことがわかった今では、きっと将来LPNになれたとき、CNAという仕事を理解して、一緒に働けると思った。
もし、最初からLPNだったら”自分とは立場が違う人。やっていることがぜんぜん違う人”と思ったに違いないが、今だったら”やっていることはちがっても、おんなじだねぇ~”みたいな。
また、うちは施設が小さいので、お掃除してくれる人はいなくて、トイレ掃除からResidentsの洋服の洗濯、部屋の掃除、な~んでもCNAの仕事だ。ほんと、うちは何でも屋。
そういった仕事までしていると、CNA以外の世の中のどんな汚い、いやな仕事も、社会ってこういう仕事からも成り立っていると感じる。そして、お金を得るために、こういうこともしなくちゃいけない仕事なんだと思えてくる。そう思うと、隣の大型老人ホームに行くたびに、出会うお掃除(として雇われた)のおばさんにも気軽に挨拶できる。
この年になって、そんなことも学ばせてもらった。恥ずかしながら。
(だからって、今までがとても傲慢でいやなやつだったわけではないと思うが)
なので、CNAとして、このDeanのいっていることはとても理解というか共感できた。
なので、働くとか働かないは別にしても、ウィスコンシン州がCNAのクラスを義務化していることはとてもいいことではないかと思う。
by may0521a
| 2008-02-22 01:23
| CNA