Dorothy
2007年 08月 14日
ご無沙汰していました。
パソコンをやっと買いました~
相変わらず、お仕事はがんばっています!
この前はこんなことがありました。
携帯をみるとVoice messageが入っていたので、聞いてみると、施設の同僚からで
”Akiko, I need to talk to you…I'm working today, so call me”とまじめな声で入っているのです。
一瞬昨日自分が何したのか?と思って、施設にでんわして、同僚Dに変わってもらいました。
すると、Dは
”あのね。。。今日の朝、Dorothyが亡くなったの”という。ドロシーは、私のお気に入りのResidentだ。その、Confuseっぷりは、すごくて彼女が一回Confuseしだすと、大変なのだ。でも、ドロシーはとってもお茶目で、笑える。。。なので、彼女がConfuseしても、私は結構すすんでドロシーの面倒を見ていた。時には、怒りながら、時には、話をつくり納得させたり、なんだかんだいってドロシーのほうにいつも目がいっていた。
ドロシーは、5日前ほど熱を出して、病院に入院していたのだが、その間に心臓が弱くなり、亡くなってしまったという。
はっきりいって、ドロシーのことはショックだった。悪いけど、ほかのResidentのときよりも、すごいショックだったと思う。
同僚は私がドロシーが一番好きなことを知っていたので、わざわざ電話して知らせてくれたのだ。
ドロシーとの最後の会話は、まったく持って普通の会話。だって、そのときにはドロシーが亡くなるなんて思っても見なかったからだ。
隣の館で働いていた私は、ドロシーの住む館を通りかかったとき、ドロシーがご飯を目の前にして寝ているのを発見。
なので、
”Dorothy!!!
食べるかねるかどっちかにしなさい!!!ほら、目を開けて”
”ほら、ケーキ食べてみて
おいしいでしょ?じゃ、フォークもって、ケーキ食べて”
そんなくだらない言葉がドロシーとの最後になってしまった。
電話をもらった次の日、私はDorothyのために白いバラを買った。
仕事に出たらみんなが”わ~きれい。そのお花どうしたの?”と集まってきた。
”ドロシーに買ったんだよ。だって、ドロシーは私のお気に入りだったんだもん。”
そこまで、言ったら急に悲しくなって涙が出てきてしまった。
同僚は慰めてくれて、”わかるわ。私も、ほんと友達のようだったResidentが亡くなったときは一日中泣いたもん”といっていた。
いろんなResidentと接していて、みんな同じにケアしているが、やはりお気に入りのResidentというものはいるものだ。Dorothyは、アルツハイマーが結構進んでいたので、私の名前もしらないし、私の顔もすぐ忘れてしまう。
しかし、そんななかでも、私はDorothyが好きだったのはなぜかわからない。
一番大変だったけど、一番一緒にいた時間が多かった気もする。
ドロシーはいつも、”私、Waupaka(ワウパカ)に帰る”と言っていた。聞くと、Waupaka(Wisconsinの小さな田舎町らしい)で生まれ育ったらしい。DorothyがいつもみんなにWaupakaというので、うちの施設にWaupakaを知らない人はいないぐらいだ。
Dorothyの葬式は、今週末Waupakaで行われることになった。
みんなで、”Dorothy,Waupakaに帰れてきっと喜んでるね”なんて言っている。
昨日は、Dorothyの部屋の掃除をした。がらんとしてしまった部屋だが、特にトイレに入ると、なんか、記憶が蘇るようだ。
あの、ハスキーな声を聞けなくなったのは悲しい。
パソコンをやっと買いました~
相変わらず、お仕事はがんばっています!
この前はこんなことがありました。
携帯をみるとVoice messageが入っていたので、聞いてみると、施設の同僚からで
”Akiko, I need to talk to you…I'm working today, so call me”とまじめな声で入っているのです。
一瞬昨日自分が何したのか?と思って、施設にでんわして、同僚Dに変わってもらいました。
すると、Dは
”あのね。。。今日の朝、Dorothyが亡くなったの”という。ドロシーは、私のお気に入りのResidentだ。その、Confuseっぷりは、すごくて彼女が一回Confuseしだすと、大変なのだ。でも、ドロシーはとってもお茶目で、笑える。。。なので、彼女がConfuseしても、私は結構すすんでドロシーの面倒を見ていた。時には、怒りながら、時には、話をつくり納得させたり、なんだかんだいってドロシーのほうにいつも目がいっていた。
ドロシーは、5日前ほど熱を出して、病院に入院していたのだが、その間に心臓が弱くなり、亡くなってしまったという。
はっきりいって、ドロシーのことはショックだった。悪いけど、ほかのResidentのときよりも、すごいショックだったと思う。
同僚は私がドロシーが一番好きなことを知っていたので、わざわざ電話して知らせてくれたのだ。
ドロシーとの最後の会話は、まったく持って普通の会話。だって、そのときにはドロシーが亡くなるなんて思っても見なかったからだ。
隣の館で働いていた私は、ドロシーの住む館を通りかかったとき、ドロシーがご飯を目の前にして寝ているのを発見。
なので、
”Dorothy!!!
食べるかねるかどっちかにしなさい!!!ほら、目を開けて”
”ほら、ケーキ食べてみて
おいしいでしょ?じゃ、フォークもって、ケーキ食べて”
そんなくだらない言葉がドロシーとの最後になってしまった。
電話をもらった次の日、私はDorothyのために白いバラを買った。
仕事に出たらみんなが”わ~きれい。そのお花どうしたの?”と集まってきた。
”ドロシーに買ったんだよ。だって、ドロシーは私のお気に入りだったんだもん。”
そこまで、言ったら急に悲しくなって涙が出てきてしまった。
同僚は慰めてくれて、”わかるわ。私も、ほんと友達のようだったResidentが亡くなったときは一日中泣いたもん”といっていた。
いろんなResidentと接していて、みんな同じにケアしているが、やはりお気に入りのResidentというものはいるものだ。Dorothyは、アルツハイマーが結構進んでいたので、私の名前もしらないし、私の顔もすぐ忘れてしまう。
しかし、そんななかでも、私はDorothyが好きだったのはなぜかわからない。
一番大変だったけど、一番一緒にいた時間が多かった気もする。
ドロシーはいつも、”私、Waupaka(ワウパカ)に帰る”と言っていた。聞くと、Waupaka(Wisconsinの小さな田舎町らしい)で生まれ育ったらしい。DorothyがいつもみんなにWaupakaというので、うちの施設にWaupakaを知らない人はいないぐらいだ。
Dorothyの葬式は、今週末Waupakaで行われることになった。
みんなで、”Dorothy,Waupakaに帰れてきっと喜んでるね”なんて言っている。
昨日は、Dorothyの部屋の掃除をした。がらんとしてしまった部屋だが、特にトイレに入ると、なんか、記憶が蘇るようだ。
あの、ハスキーな声を聞けなくなったのは悲しい。
by may0521a
| 2007-08-14 04:43
| CNA