CNAとしてのお仕事&LPNを目指す日記


by may0521a

タイセツなものを失ったら・・・

あなたにとって、3つとてもタイセツなものを3つ思い浮かべろといわれたら、何が思い浮かぶだろうか?

3つといわず、タイセツなものはたくさんある。
自分のおかーさん。
Y(だんなさん)
Ace(自分の犬)
お金
快適なうち
どこでもいける車

・・・・など等。

そのタイセツなものが、自分からどんどん無くなったらどう思うだろうか?
きっとすごい悲しいと思う。それらを失った悲しみはきっと想像できないだろう。そして、それを思い出しては涙したりするだろう。

うちの老人ホームにいる人たちは、彼らにとってとてもタイセツなものを失って、今、ここに住んでいる。
だんなさんや奥さんを亡くして、自分のうちも手放し、セキュリティのしっかりした施設で、自分の行きたいところも行けず、ご飯も皆と一緒で、ある程度自由はあるものの、基本的に決まった時間にご飯を食べ、ありとあらゆる自由を失っている。

そのうえ、彼らは認知症なので、記憶というものも失いかけている。
自分の配偶者が死んだことも忘れて、自分が家を離れてここに住んでいることも忘れていたら、きっと、すごい心配だろう。「自分の娘はどこにいるのか?」「なんで、ここにすんでいるのか?」「なんで、配偶者はいないのか?迎えに来てくれないのか?」「なんで、知らない人たちが自分の周りにいるのか?」

そうなったら、きっと泣き出したいぐらい不安で、家に帰りたい!と思うのも当然だ。


・・・・・この話は、昨日の夜一ヶ月に一回の全体Meetingでボスが話してくれたことだ。一応、認知症やアルツハイマーについては勉強しているものの、実際に入居者のお世話をして、わかっているつもりだったが、時に、とても大変なときもあって、ちょっと忘れかけていた。
「あ~もう、また泣き出しちゃったよ!」とか、「あ~、もう今日って大変すぎ!」とか、自分サイドに立ってしか最近考えられてなかったから、認知症やアルツハイマーのケアについて、また考えさせられるいいきっかけになったと思う。
これからも、きっと「大変!」「サイアク!」と思うこともあるだろうし、はなしをでっちあげてうまく仕事をすすめられるようにすることにはまったく変わりないと思うけど、昨日の話を頭のかたすみに入れて、入居者の寂しさや不安も理解できるようにしたいなと思った。
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by may0521a | 2007-05-18 23:16 | CNA